inumimiblog

元図書館司書の読書日記。不定期更新。

十角館の殺人 / 綾辻行人 「そして誰もいなくなった」のオマージュ

こんにちは!

今日は前回に引き続きミステリの紹介です。

前回の記事で、「そして誰もいなくなった」を紹介した際、

この本の後にぜひ読んでほしいとオススメした本を紹介します。

 

前回の記事はコチラ

inumimilog.hatenablog.com

 

十角館の殺人 / 綾辻行人 (講談社

 

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

 

あらすじ

奇怪な四重殺人が起こった孤島を、ミステリ研のメンバー七人が訪れた時、十角館に連続殺人の罠は既に準備されていた。予告通り次々に殺される仲間。犯人はメンバーの一人か!?終幕近くのたった‟一行”が未曽有の世界に読者を誘いこむ、本格推理。まだあった大トリック、比類なきこの香気! 「十角館の殺人綾辻行人 より引用

 

感想

 

この本は1987年に刊行された、綾辻行人のデビュー作で、

大人気の館シリーズの第一作目です。

刊行当時、新本格ブームを巻き起こしたと言われている名作です。

 

そもそも本格ミステリって何なの?とお思いでしょう。

 

本格派推理小説(ほんかくはすいりしょうせつ)または本格ミステリ(ほんかくミステリ)、本格推理小説(ほんかくすいりしょうせつ)、本格探偵小説(ほんかくたんていしょうせつ)とは、推理小説のジャンルの一つ。推理小説のうち、謎解き、トリック、頭脳派名探偵の活躍などを主眼とするものである[1]。なお、本格ミステリという概念・名称は日本独自のもので、英語でのpuzllerやpuzzle storyあるいはclassical whodunitなどと内容的には類似しているといわれている。

本格派推理小説 - Wikipedia

 

上記を踏まえて、1980年代後半にデビューした作家を新本格ミステリ作家というらしいです。

私もよく知らなかったので驚きです。

では現在デビューしたら第何代目になるのかと少し疑問ですが…

 

 さて、なぜアガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」を読んでから、

この本を読んだほうがいいのか?

それは、もうタイトルで言っちゃってますが、十角館は「そして誰も~」のオマージュだから!

別に、読んでないとつまらないわけではありません。

読んでなくとも十分面白い作品です。

現にあまり本を読まない夫は、先に十角館を読んで、後に「そして誰も~」を読んでい

ましたが、かなりハマって読んでいました。

でも、「そして誰も~」を先に読んだ方が絶対、絶対面白いんです!!!!

作者の意図もそこにあると思うんです。

だから何が面白いんだよ、説明しろよって声が聞こえてきそうですが…

でもそれだけは言えないんです。。。

 

だって、ネタバレになるから!!!!

 

すみません。ネタバレしたくないんです。特にミステリでは。

というわけで、今回の記事はここまでです。

かなり内容の薄い記事になってしまった。そもそも感想なのか疑問。

しかし私の情熱は伝わったと思いたい。

 

少しでも興味を持って頂けたら幸いです。

ぜひ、2冊セットで読んでみてください。

そして誰もいなくなった」→「十角館の殺人」の順番でぜひ!

 

ではまた♪

 

 

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

 

 

「犬耳LOG]はAmazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。