十角館の殺人 / 綾辻行人 「そして誰もいなくなった」のオマージュ
こんにちは!
今日は前回に引き続きミステリの紹介です。
前回の記事で、「そして誰もいなくなった」を紹介した際、
この本の後にぜひ読んでほしいとオススメした本を紹介します。
前回の記事はコチラ
十角館の殺人 / 綾辻行人 (講談社)
あらすじ
奇怪な四重殺人が起こった孤島を、ミステリ研のメンバー七人が訪れた時、十角館に連続殺人の罠は既に準備されていた。予告通り次々に殺される仲間。犯人はメンバーの一人か!?終幕近くのたった‟一行”が未曽有の世界に読者を誘いこむ、本格推理。まだあった大トリック、比類なきこの香気! 「十角館の殺人」綾辻行人 より引用
感想
この本は1987年に刊行された、綾辻行人のデビュー作で、
大人気の館シリーズの第一作目です。
刊行当時、新本格ブームを巻き起こしたと言われている名作です。
そもそも本格ミステリって何なの?とお思いでしょう。
本格派推理小説(ほんかくはすいりしょうせつ)または本格ミステリ(ほんかくミステリ)、本格推理小説(ほんかくすいりしょうせつ)、本格探偵小説(ほんかくたんていしょうせつ)とは、推理小説のジャンルの一つ。推理小説のうち、謎解き、トリック、頭脳派名探偵の活躍などを主眼とするものである[1]。なお、本格ミステリという概念・名称は日本独自のもので、英語でのpuzllerやpuzzle storyあるいはclassical whodunitなどと内容的には類似しているといわれている。
上記を踏まえて、1980年代後半にデビューした作家を新本格ミステリ作家というらしいです。
私もよく知らなかったので驚きです。
では現在デビューしたら第何代目になるのかと少し疑問ですが…
さて、なぜアガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」を読んでから、
この本を読んだほうがいいのか?
それは、もうタイトルで言っちゃってますが、十角館は「そして誰も~」のオマージュだから!
別に、読んでないとつまらないわけではありません。
読んでなくとも十分面白い作品です。
現にあまり本を読まない夫は、先に十角館を読んで、後に「そして誰も~」を読んでい
ましたが、かなりハマって読んでいました。
でも、「そして誰も~」を先に読んだ方が絶対、絶対面白いんです!!!!
作者の意図もそこにあると思うんです。
だから何が面白いんだよ、説明しろよって声が聞こえてきそうですが…
でもそれだけは言えないんです。。。
だって、ネタバレになるから!!!!
すみません。ネタバレしたくないんです。特にミステリでは。
というわけで、今回の記事はここまでです。
かなり内容の薄い記事になってしまった。そもそも感想なのか疑問。
しかし私の情熱は伝わったと思いたい。
少しでも興味を持って頂けたら幸いです。
ぜひ、2冊セットで読んでみてください。
「そして誰もいなくなった」→「十角館の殺人」の順番でぜひ!
ではまた♪