王国の子 / びっけ 週末は16世紀の英国にタイムスリップ
こんにちは!
みなさん週末いかがお過ごしですか?
我が家は絶賛節約モード中なのでお金がかからない遊びを開拓中です!
何かオススメの節約遊びがあればぜひ教えてほしいです。
アウトドア系で!(平日インドアなので週末は外に出ないとやばい。ほんとやばい。)
インドアで週末を過ごすときは、気になっていた漫画の一気読みとかします。
あまりにも巻数が多いものに手を出すと週末に読み切れず、
翌週の平日にまで持ち越される危険性がありますけどね。
もう読み切るまでは何も手につかない状況になるのでほんとに堕落します。
だから適度な巻数がちょうどいいかと。
今日紹介する漫画は、現在1巻~6巻まで既刊でまだ連載中の作品です。
週末読むのにちょうどいい量!(私的に。)
では紹介しますね~
王国の子 / びっけ (講談社)
あらすじ
ある国に息づく残酷なしきたり。それは‟影武者として生きること――”。
場末の芝居小屋で役者をしていた少年・ロバートは、王位継承権をもつ王
女・エリザベスの影武者として声をかけられる。
‟絶対生きて帰ってやる――” 回り始めた運命の輪に、ロバートは飲み込
まれてしまうのか?偽り、罠、憎しみ。欲望に満ちた人間関係を描く、待
望の第1巻。 『王国の子』びっけ より引用
感想
この漫画、現在「ITAN」というコミック誌で連載されているそうです。
私、漫画はもっぱら単行本派。小学生の時の‟なかよし”以来コミック誌というものを
購入していないのでこの雑誌のことは知りませんでした。
懐かしいな~‟なかよし”。妹が‟りぼん”担当で二人で共有してたな~。
「神風怪盗ジャンヌ」とか読んでた。もっと低学年の時は、‟ちゃお”だったな~。
ってこの話し始めるとかなり長くなる!!(そして年齢がばれる!隠してないけど!)
この話題はまた今度!
で、本題に戻ります。
この物語の舞台は、ゼントレンという架空のヨーロッパの国。
主人公は、王位継承権をもつエリザベスに顔が似ていたため、
影武者候補として王宮に半ば強制的に連れてこられた少年ロバート。
最初は王宮に反発していたロバートですが、
王位継承権がある故に王位を巡る争いに巻き込まれていくエリザベスとその弟のエドワードに同情するように。
またエリザベス本人の人柄やリーダーの資質に触れていくうちに、彼女の力になりたいと思うようになる。
この物語、架空の国ゼントレンとなっていますが、
出てくる登場人物の名前から分かるように、15~16世紀ころのイギリスがモデルです。
(世界史苦手だったので、年代が間違っていたらごめんなさい。)
エリザベスは後のエリザベス1世のことかと。
ほかにも登場人物として現国王の父はヘンリー8世、腹違いの姉はメアリ(後のメアリ1世)、弟はエドワード(後のエドワード6世)。
もし英室王室の人々に影武者がいたら、というフィクションのお話です。
フィクションですけど、ありえないとは言い切れない設定が絶妙です。
しかもこの物語、実際のイギリスのテューダー朝の史実にかなり忠実です。
テューダー朝とは?分かりやすいサイトがあったので引用します↓
イギリス絶対王政全盛期の王朝。ヘンリ8世を経てエリザベス1世まで、ヨーロッパの大国に成長した時期であった。
そこに王位継承権を巡る王室の人々の陰謀やら、それぞれの影武者の事情やらが
複雑に入り乱れて今後いったいどうなるの?!とか、
エリザベス(とロバート)、気を付けて!!!とかハラハラしたり、
ページをめくる手が止まりませんでした。
世界観が壮大で、あっという間にこの物語に引き込まれます。
またこのエリザベスとロバートのふたりがとてもいいんですよ~
いずれこのふたりの恋愛要素も見てみたいな~
ロバートは男の子なので、エリザベスに扮するときは女装します。
物語が重厚なのでそんな感じしませんが、今思えば、はやりの‟女装男子”的要素もありますね。
あともう一点特筆すべきこととして、
このびっけさんの描く絵がとても綺麗なんです!
アンニュイな表情を描くのがとても上手です。
ほんとこの世界観にピッタリです。
いかがでしたでしょうか?
ちょっと読みたくなってきませんか?
週末どこか遊びに行くのも面倒な方、現実逃避したい方、
この漫画でイギリス・テューダー朝の時代にタイムスリップなんてどうでしょうか!
あ~早く7巻出ないかな!!!
ではまた~♪よい週末を!